あたしが所属する某趣味の団体は、年配の方の割合が多く、アラカンは「若手」の部類に入ります。
若手の定義は極めて曖昧で、確かに政治家の中で50代といえば若手と胸を張って言えるでしょう。
だって、30代新人議員は、一時チルドレンって呼ばれてたじゃないですか、チルドレン、子供。
IT社会vsエイジング社会
この趣味の会は、まあまあ大きな団体で本部が東京にあり、各支部はホームページを運営しています。
昨今のコロナ禍で、趣味にうつつを抜かしている場合でないと、退会者が続出。
当支部のホームページを管理していた男性会員も退会されたそうです。
まさか、退会されるとは思っていなかった支部役員は、無邪気に、このまま(タダで)ホームページの管理をオネガイ、と申し入れたそうですが当然「できません」とのお返事。
そもそも、運営管理費用をケチって、会員にまる投げしてたんだから、その方にしてみたらようやくボランティア活動を終了できると思ったのじゃないかしら。
必要性を感じても感じなくても、ITの波はひたひたとエイジング社会を飲み込んで行きます。
招集された若手たち+α
早急にこの課題を解決しなければ、今後、当支部のお知らせさえホームページで告知できなくなります。
急遽、若手と分類される人とホームページ運営に興味のある人、という仕分けで声がかかりました。
これまでにも、オンラインで集まりは経験していたので、招集された人たちはサクサクとミーティングソフトを操ります。
このあたりは、さすが。
そして役員さんから説明があり、「今後、我々でホームページを管理運営していきましょう」と呼びかけがあったものの、
・使用していたホームページ管理ソフトは不明
・前任者からの引き継ぎはなし
わかっているのは、サーバーに接続するパスワードだけ。
がんばりましょう、と言われても、誰が何を頑張るのか、がんばりどころがイマイチ不明。
三三五五(さんさんごご)に散っていく若手
プロに依頼する予算はないとのこと。
差し当たり、今後のスケジュール、年会はオンラインという告知をしなければなりません。
あーだ、こーだと言っているうちに1時間はあっという間に過ぎ、お先に失礼します、と退出する人がちらほら。
言われるままに、画面を共有してサーバーを表示していた私と役員、そして若手じゃないαさんが残っていると言う状況に。
αさんたちは、やる気はあるんだが、コピー&ペーストの意味がわからない。
でも、ホームページの運営には興味津々で、質問がいっぱい飛んでくる。
ああ、時間だけが経っていく。あたしだって、ブログを更新するという用事があるから失礼したいわ!
判明した作業内容は、地味なタグうち作業だった
オンラインで質問に答えながら、何を修正すればいいのかを探り、背中に冷や汗を流しつつ、結局わかったのは、今のページにある古い情報を削り、新しい情報を加えること。
はい!単純な作業ですね!
使用するソフト(ワードプレスなんか)がインストールしてあればね!
なければ、地味にタグを打たないといけませんね。
タグうち作業、お分かりでしょうか。
ホームページもブログも、インターネットで表示されているページは、HTML言語で書かれています。
支援ソフトがあるからこそ、ワードに文字を打ち込むように入力、修正が簡単です。
それがないのであれば、HTMLを表示させ、いらない部分を消し、新しい情報を書き加える。
それはプレビューで見るまでどんなふうに表示されるのかはわかりません。
早く次世代と交代したい
「今日は、もう遅いですし、ねこかあさんが慣れていらっしゃるようだから、お任せしましょう!」
と宣言し、結局ひとりで作業することに。
むしろ、こんなことなら、早めにひとりにして欲しかった😹
今回はなんとか形を取り繕ったものの、次回の更新がきちんとできるかどうかはわからない。
今後頼られても、まじで困る。
翌日、修正できたホームページを見た役員さんから、お褒めの言葉をいただくとともに、
「今度、どうやってできたのか、みなさんにレクチャーしてください💖」とメールがきました。
レクチャーも何も、グーグル先生にお伺い立てながらやっとこ(ほぼ偶然)できただけだから、説明なんてとんでもない。
早く次世代の若手が入会して、この作業持っていって欲しい。
そしたら、あたしも後学のために勉強会に参加させてもらって、役立つIT知識を身につけたい。
今回のことで、さらに老眼が進んだ気がしますヨ!
2021年4月27日タイトル「アラカンが若手と呼ばれるエイジング社会」から現タイトルに修正しました。前のタイトル気取り過ぎて、中身が伝わりにくいなと思ったので。
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