親睦会費徴収は同調圧力?

社内には有志による親睦会があり、給料天引きで毎月いくばくか会費を払っています。

親睦会

親睦会費の使い道

使い道は主に、歓送迎会費、送別する方特に退職者への記念品、忘年会の一部負担、日々消費されるお茶などの消耗品費などに充当されています。

基本、我々が所属する支社は、飲みたい人が多く、歓送迎会、忘年会とも盛況です。

役員もわきまえていて、忘年会のビンゴ景品を自腹で提供してくれたりします。

中には、親睦会に入りたくない人も数人おられますが、ほぼほぼ社員全員が親睦会に所属しています。

2020年度会費の取り扱い

2020年は、コロナ禍で歓送迎会も忘年会も開催されませんでした。

そのため、3月末に使わなかった会費返還がありました。

月々にしたらそんなに大した額ではないものの、消耗品を差し引いて還元された金額を見た時はちょっとうれしかったです。

親睦会の担当幹事は1年ごとの持ち回りですが、昨年は行事がなかったため、幹事は2年目ひきつづきとなりました。

突然の若い人の発言に驚く

返金の際、引き続き来年の幹事もお願いします、と言われた時、担当幹事の若手から

「こんなの意味ないじゃないですか。会社の飲み会なんて、止めればいいんですよ、この際」

の発言が飛び出しました。

あたしは正直びっくり。

周りをそっと見渡すと、その場にいる人たちはなんと答えようかと思案顔です。

「そうだね、そうだね」と同調する人がいなかったのは、おそらく、別にそれくらいあってもいいんじゃねーか、の静かな意思表示だったろうと思います。

だって、みんな飲み会好きだもの。今年はさすがに、飲み会やろうぜ!という声は上がっていないものの、時期がきたら行きたい人たちばっかり(笑)。

みんなが黙っていると、さらに発言が。

「そもそも、親睦会費を天引きなんて、ドーチョーアツリョクですよ」

ドーチョーアツリョク?

ピンときませんでした。

20秒くらい遅れて「同調圧力」のことと理解しました。え、こういう時使う言葉なの?

親睦会入会は強制ではない

そもそも親睦会入会は、入社時にどうしますか、と聞かれています。

できたらお願いできますか?とは聞かれるものの、例えば、アレルギーがあって親睦会や日頃消耗しているコーヒーやお茶が飲めないという理由で入会を辞退している人もいます。

なので、もし、飲み会へ行きたくない、そのための積み立てはしたくない、というのであれば総務へ行って親睦会を退会するので天引きを止めてくださいと言えば、翌月から天引きはなくなります。

同調圧力とはちょっと違う気が。

同調圧力とは、例えば、村八分にするのはおかしいとはわかっている、でもそれを言い出すと自分たちに害が及ぶかもしれないから、そんなことはやめようと言えない状態ってこと、なんじゃ?

親睦会を止めたいと言っても誰も止めないし、困らない。評価も変わらない。嫌がらせなんてとんでもない。

だって、それは個人の事情だもん。

耳打ちするのは簡単だけど

総務へ行って天引きやめてください、って頼めば?って言いそうになって慌てて口をつぐみました。

彼のドーチョーアツリョク発言の裏には、会社への不満がありそうです。

やっすい給料なのに、親睦会費天引きなんてありえねーっす、

会場探しから、差額分の会費徴収して、人数増減の連絡して、タダ働きじゃないっすか、etc.etc

こちらもみんながう〜ん、と唸ったきり、同意するひとがおらず。

我が社での出世具合は不透明な部分もあるけど、上司はちゃんとあなたの仕事ぶりを見て評価していると思うよ。

それにね、あなたが文句たらたらの親睦会費だけど、給料支給額に合わせて徴収されているので、管理職が私たちの経費を、一部負担していることについてはどう思ってる?

役職がつくってそういう事だと思うけど?

言いたいことはいろいろあれど、この年になると、全てを言葉にすることが、いつもいい結果を生むわけではないと理解しています。

おまけに、小言の多いオバサンと言われるのがいやで、それは、ほれ、空気を読んでスルーしたアラカンです(笑)。

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