私は中学生の頃から、オーディオ関係が好きで、どちらかというと電気系統ガジェットに対しての興味は深い方でした。
私のパソコン元年1999年
パソコンを使い始めたのは、1999年頃、2000年ミレニアムという言葉がもてはやされる少し前からです。
当時は、まだ電話回線を通じてインターネットを使っていました。
テレホーダイ、覚えてらっしゃいますか^^;?
午後11時になるといくら使っても同じ料金なので、パソコン通信(!)をしている家庭が一斉に回線に繋ぎ、通信速度が劇遅になる、あのテレホーダイです。
回線につなぐとピ〜ヒョロヒョロ、という音がするアレです。
夢中になりましたね、繋がる世界が一気に広がった気がしました。
欲しい情報が手軽に手に入る!
昔好きだった俳優さんのファンサイトを見つけた時は狂喜しました。
テレホーダイにしていたにもかかわらず、用事がない時は常にインターネットで検索の鬼と化していましたから、電話代は一月一万円くらい払ってたと思います。
パート先でエクセル、ワードを覚える
パート先でエクセル、ワードを業務で使用しているうちに習得しました。
OSウィンドウズ98は、エクセル、ワードが標準装備でしたから、根っからの貧乏性、高いお金を出して買ったパソコンをできるだけ使わねば!と思いエクセルで家計簿なんぞ作りました。
つくりはしましたが、金額のそばにちょっとメモができる手書きの家計簿の方が都合が良く、作っただけで放置。
あとは、ご多分に漏れず、年賀状を作ったり、デジカメで撮った猫の写真を印刷したり。
最初は今は亡きSonyのサイバーショット、メモリースティック(初代)、その後はCanon、Fujiと変遷しました。
パソコンができない&運転のできない人だと思われている
前の職場でも、今の職場でも「ねこかあさん、運転するんだ!」と驚かれました。
いやいや、履歴書に自動車運転免許一種って書いてますがな。
また、今の職場に採用された時、「英文タイプは打てるんですよね?」と聞かれ困惑しました。
だって、英文タイプってあれでしょ?使ったことないし。
実際にタイプライターの業務があるわけではなくて、タイピングができるのかどうか、ということが聞きたかったようです。
英文タイプ打てたら、それはそれですごいスキルと思いますがね、だって間違えられないんだから。
それにしても、あたしの見た目、どんだけ化石なんだヨ!
前職では画像ソフトも、ホームページビルダーも(笑)業務で使っていました。一通りのPCスキルは身についていたと思います。
世間のアラカンへの評価を知る
しばらくするうちに、私は定年を目前とした上司の奥さまの年齢と近いんだな、と気がつきました。奥さまのスキル=アラカンさんのPCスキルの基準となっているらしい。
私たちが30代であった2000年初頭は、パソコンや携帯電話の価格帯がようやく手に届くようにはなったものの、誰もが手軽に使えるというものでもなかった。
今の若い人たちは信じられないでしょうが、エクセル、ワードを職場で使うのが苦手で鬱っぽくなった人もいた世代です。
また、私の住む地域は、ほどほどに公共交通機関が発達しているので、車を使わなくても買い物、レジャーに困ることがなく、もっぱら車を運転するのは夫の役目的な家庭も多いです。
おそらく、一般的に、アラカンという年齢、見た目から、私、ねこかあさんという人物評価は、
- パソコンスキルはベーシック
- 車の運転は免許を持っているだけ
といったところでしょう。
なんとなく過小評価されている気分。
これって世間でいうエイジングハラスメント?
ただし、定年直前上司が軒並みエクセルが使えないという事実があるかぎり、ハラスメントではなく、紛れもない、当職場での(男女の別なく)アラカンへの妥当な評価と言えそうです。
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