アラカンともなると、上司が年下ということも当たり前になってきます。
先日、車中で4月に着任したばかりの上司と年齢の話になりました。
4月から代わった上司
私の所属は、どちらかというと他の部署に比べて、顧客とのあたりも比較的柔らかく、時間にも余裕ある働き方ができるところです。
定年間際であったり、前年度体を壊して長期休養明け職員のリハビリの場、とも呼ばれています。
そんな部署なので、部員の入れ替わりサイクルも短く、定年直前のひとが来たり、病み上がりであまり無理が出来ないひとが来たりします。
今年度の上司は、後者、病み上がり組で、元は営業畑バリバリ歩いてきた人です。
セールスをずっとやって来た人なので、周りへの気遣いもバッチリ、前任者とは違い評判も大変よく、今年度以降は気持ちよく仕事ができそうです。
やっぱり年下か
車中で年代の話になりました。
なんとなく世代は同じものの、微妙にストライクゾーンが違う。
おいくつですか?と聞いてみたら「55歳」とのこと。
やっぱり年下か(笑)。
女性に年齢を聞くのはマナー違反と思っているだろうな、と思ったので、私、〇〇部長と同い年なんです〜と言ってみた。
上司「〇〇部長って何歳だっけ?」
私「57歳です」
ふ〜ん、と言ったっきり、上司無言。
あ、あれ?普通こういう場合、「そうなんだね〜」とか「定年後はどうするの?」みたいな流れになるんだけどな。
あら、ツボを外したかしら。
気を使われていることに気がついた
しばらく経った時、あ、これって気を使われている、と気がつきました(笑)
つまり、上司にしてみたら、
- 年齢の話になった
- 自分の歳を聞かれた
- そのままスルーするつもりだったのに、ねこかあさんが自分の歳をばらした
- お客さんだったら、「お若いですねえ〜」のお世辞のひとつもいうが、お客ではない。
お世辞をいうには微妙な見かけ - なんと答えたら良いものか
- 黙る
ま、こんな感じだったんでは。
いやいやいや、すみませんねえ。気を使わせちゃって(笑)
見かけ、年相応なんで「若いですね」とか「その年には見えないですねえ」とか期待全くしてないんでダイジョブです!
それとか、「美人ですね」も「おキレイですね」という文言にも、全く該当しないのは自覚してますんで、お気遣いなく!
そもそも期待してないし
若い頃から老けてみられていたので、そもそも「若く見えますね」と言われたことないし。
だけど、なんとなくですが、女性に年齢を聞くのは失礼な風潮の延長線上に、実年齢を知ってしまったら、必ず
「そんなふうに見えないですね!お若いですね!」
がもれなくついて来なければならない、と思われているような気がします。
例えば、ティーンエイジャーに歳を聞いたととして、
「14歳」という答えだったら、
「あ、うちの子と同い年」とか
「妹と同級生か」とか、そんな反応じゃないですか。
それなのに、ある一定の年齢以上になると、妙に気を使われる(笑)。
今回の上司との場合、話の流れが急に切れて、その違和感で気を使われてるって気づいたわけですが。
世間の一部の人に言いたい。
「若く見える」とかそうじゃないとか、「Googleマップわかりますか」とか、「iPhone以外はみんなAndroidなんですよ(知ってますか?)」とか、そういう気遣いやめてくれないかな。
「若く見えますね」で喜ぶアラカンもいるかもしれないし、Googleマップが分からなかったり、iOSとアンドロイドの区別に注意を払っていないアラカンもいるかもしれないけどさ。
iPhone 4sからずっとスマホだから、スマホ歴とiPhoneユーザー歴は10年。
年相応に見られるのは当然だからなんとも思わないけど、ITオンチとして扱われるのはなんか癪にさわる。
ああ、こうやって扱いにくいオバサン、おばあさんになっていくのかな(笑)。
すいませんねえ、ITオババは扱いにくくて。
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