つい数年前まで、「お金を働かせる」という考え方をしたことがありませんでした。
そこまで考える余裕はなかった、と言ったほうが正しいかもしれません。
貯金(貯蓄)と資産形成のはざまで、悶々とするアラカンです(笑)。
郵便貯金と養老年金が頼りだったその昔
両親も、学資保険と養老保険を、利率が良いからと加入していて、当然私もお給料をもらうようになったら、結婚資金用に養老保険入るよね、の流れができていました。
結婚式費用に解約しようと窓口へ行き、「これは(利率が良くて、解約すると)もったいないので、置いておかれたほうが良いですよ」と言われた当時の私は、それがどんなに親切なアドバイスであったかを理解せず、解約して新婚旅行費用かなんかに使っちゃった。
養老保険にしても、毎月15,000円積み立てて、利息が40万円くらいついたので、それが郵便局なんだ、なーんだ、10年で40万円ぽっちか、と思っていた浅はかな当時の私。
ゆうちょは郵便局ではない
それでも、ゆうちょの養老保険は止めませんでした、どころか、民営化されて初めて発売された養老保険に加入しました。
あれ?と思ったのが、その養老保険が満期になる少し前、セールスの方が訪ねてこられて、「これは、私の妻も加入している保険なんです!」と強く進められた内容に納得がいかなかった。
20代での刷り込みが強く、養老保険は必ずプラスになると思っていたのに、保険で保障部分があるから、受け取るときには掛け金より少しマイナスになるという。
え?だって、満期になった保険をそのまま持っていたら、入院、通院費用はカバーできるんでしょ?なんで、追加で別の保険に入らないといけないの?それも、掛け金より受け取りが少なくなる保険に。
「いやいや、これが今のスタンダードです。ゆうちょも儲けないと」
と言われても・・・。
あたしは、どっちかというとおおざっぱで、説明を長く聞いたあとは、なんとかしてあげなくちゃ、と思う方ですが、金額が金額だけにどうしても、これが良いモノとは思えなかった。
なので、お断りして、ああ、郵便局はゆうちょになった、民営化されたんだな、と実感したできごとでした。
iDecoにNISAに、その他色々
それに加え、同じ金額だけ普通預金に預けていた利息が、ゆうちょと楽天銀行では、ぜんっぜん違ったこと。
ありがたいことに、本で読んでもイマイチ理解できない内容を、YouTubeで懇切丁寧に、初心者にわかりやすく説明してくれる人たちがいます。
そうなんだ〜そうなんだ〜の連続ですが、あまりその手の動画を見過ぎると、アラカン追い詰められた気持ちになっちゃうこともあるの(笑)。
iDecoにNISA、さらに一般口座を開いて株取引しなきゃ、少額投資ならどこそこ証券で、増やせ!増やせ!と言われているような気がする(笑)。
おそらく欲深いので、人が儲けている話を聞くと、「乗り遅れたら損をする」と思っちゃうんでしょうね(笑)。勝つ人がいる裏で負ける人がいる、それが株取引なので、私みたいに、元本が失われたときにどうするかという心構えがない人は、簡単に手を出してはいけないような気がします。
あ、手を出して、痛い思いをした苦くてしょっぱい思い出があるな。
それはまた、いつかエントリーします。
なんのかんの言って、いろいろやらかしてるなぁ、わたし。(;´Д`)
ランキングに参加しています。
0 コメント