アラカン、貯金と資産形成の間で悶々とする

株式・配当

つい数年前まで、「お金を働かせる」という考え方をしたことがありませんでした。

そこまで考える余裕はなかった、と言ったほうが正しいかもしれません。

貯金(貯蓄)と資産形成のはざまで、悶々とするアラカンです(笑)。

郵便貯金と養老年金が頼りだったその昔

大学を卒業して、会社勤めを始めたとき、初任給で両親になにかちょっとしたものを買って(たぶん)、経費を差し引いた残額を郵便局に預けたんじゃなかったかな。
そこで、養老保険のパンフレットを見て、自分から加入したと記憶します。
当時、郵便局はまだゆうちょ銀行ではなく、郵便事業と貯金、保険部門が分かれておらず、ぜんぶ郵便局。

両親も、学資保険と養老保険を、利率が良いからと加入していて、当然私もお給料をもらうようになったら、結婚資金用に養老保険入るよね、の流れができていました。

年末のボーナスほとんどを、郵便局の定額貯金に預けて、当時の利率は年利8%くらいだった記憶が・・・。

結婚式費用に解約しようと窓口へ行き、「これは(利率が良くて、解約すると)もったいないので、置いておかれたほうが良いですよ」と言われた当時の私は、それがどんなに親切なアドバイスであったかを理解せず、解約して新婚旅行費用かなんかに使っちゃった。

養老保険にしても、毎月15,000円積み立てて、利息が40万円くらいついたので、それが郵便局なんだ、なーんだ、10年で40万円ぽっちか、と思っていた浅はかな当時の私。

ゆうちょは郵便局ではない

バブルが弾けて、金利、利息がどんどん下がって、以前のような年利5%や8%で預ける時代は終わった、とさすがに理解した当時40代の私。

それでも、ゆうちょの養老保険は止めませんでした、どころか、民営化されて初めて発売された養老保険に加入しました。

でもね、まだこの頃は良かったんですよ。
一応、掛け金プラス利息分が戻ってくる内容なので。

あれ?と思ったのが、その養老保険が満期になる少し前、セールスの方が訪ねてこられて、「これは、私の妻も加入している保険なんです!」と強く進められた内容に納得がいかなかった。

20代での刷り込みが強く、養老保険は必ずプラスになると思っていたのに、保険で保障部分があるから、受け取るときには掛け金より少しマイナスになるという。

え?だって、満期になった保険をそのまま持っていたら、入院、通院費用はカバーできるんでしょ?なんで、追加で別の保険に入らないといけないの?それも、掛け金より受け取りが少なくなる保険に。

「いやいや、これが今のスタンダードです。ゆうちょも儲けないと」

と言われても・・・。

あたしは、どっちかというとおおざっぱで、説明を長く聞いたあとは、なんとかしてあげなくちゃ、と思う方ですが、金額が金額だけにどうしても、これが良いモノとは思えなかった。

なので、お断りして、ああ、郵便局はゆうちょになった、民営化されたんだな、と実感したできごとでした。

iDecoにNISAに、その他色々

今流行のF.I.R.E(financial independence retire early:経済的に自立して早めのリタイアすること)は、アラカンのあたしにとっちゃ、とんでもないことですが(笑)、定期預金にしていても増えないお金を、「少しでも増やすことを考えたら?」と、目を開かせてくれたのが、iDecoにNISAでした。

それに加え、同じ金額だけ普通預金に預けていた利息が、ゆうちょと楽天銀行では、ぜんっぜん違ったこと。

あ、今は、そういう時代になったのね?

ありがたいことに、本で読んでもイマイチ理解できない内容を、YouTubeで懇切丁寧に、初心者にわかりやすく説明してくれる人たちがいます。

そうなんだ〜そうなんだ〜の連続ですが、あまりその手の動画を見過ぎると、アラカン追い詰められた気持ちになっちゃうこともあるの(笑)。

iDecoにNISA、さらに一般口座を開いて株取引しなきゃ、少額投資ならどこそこ証券で、増やせ!増やせ!と言われているような気がする(笑)。

おそらく欲深いので、人が儲けている話を聞くと、「乗り遅れたら損をする」と思っちゃうんでしょうね(笑)。勝つ人がいる裏で負ける人がいる、それが株取引なので、私みたいに、元本が失われたときにどうするかという心構えがない人は、簡単に手を出してはいけないような気がします。

あ、手を出して、痛い思いをした苦くてしょっぱい思い出があるな。

それはまた、いつかエントリーします。

なんのかんの言って、いろいろやらかしてるなぁ、わたし。(;´Д`)

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