数年前に英語を教えていたEさんから、久しぶりにメールが来ました。
以前、副業で英語を教えていた生徒さんのひとりで、年は私とそれほど変わらない、ご家庭を切り盛りするワーキングウーマンです。
英語をやり直したい
しばらく通われたあと、家庭の事情で休会の申し出があり、またご縁がありましたら、とそれきりになっていました。
そのEさんが、アドバイスをください!とメッセージを送ってこられたのです。
私が教えていた頃のEさんの実力は、初心者ではない、中級者にはちょっと届かない、初級と中級の間、ひとつのステップとして英検準2級を受けてみましょう、というあたりでした。
「英検準2級ですか?息子たちのの受験料をそういえば、前に払いました。落ちたら嫌だわ、バカにされる」と最初は尻込みされていましたが、見事、英検準2級に合格されました。
「あなたたちに並んだわよ!」と息子さんたちに自慢しました、とうれしそうに報告があったときは、わたしもうれしかったです。
でも、その後、家庭の事情で時間がとれなくなり、通塾を断念されたのです。
夢は捨てていなかった
アドバイスくらいだったら問題ないので、zoomが使えるかどうか確認の上、ミーティングをセッティングしました。
オバちゃん同士、しばらく近況を報告後、悩みを聞きました。
外国語学習者がみんな悩む、単語の壁。
単語が覚えられないんです〜とのこと。
英検準2級のときにもアドバイスしたのですが、大人になると、中学生の頃のように、書いて覚えるのは無理があって、音声と一緒に単語を覚えることが必要です。
単語帳でも、問題集でも、付属の音声CD、または、オンラインでダウンロードしたり、ともかく、目で単語を見て、音を聞き、自分の口で繰り返すことが重要です。
それに加えて、文脈で覚えること。
たとえば、survey(調査)という単語を覚えたいとして、
「survey / 調査」 を繰り返すのではなく、
They conducted a land survey.
彼らは土地調査を行った。
のように、文まるごと覚える。一見面倒ですが、文で覚えると情景が浮かんで逆に楽に覚えられます。というか、もうハタチを越えたら、この覚え方しか通用しません(笑)
それに適した参考書を推薦し、少し、指導をしました。
「やる気が出ました!」と喜んでおられるのを見て、わたしもお役に立てて、心からうれしかったです。
終了後、Eさんから
なになに、これ?
メッセージに「レッスン料」と書いてあります。
大慌てで電話をして、こんなの良いから!と言うと、
「何を言ってるんですか、レッスンしてもらったんだから、払うの当然でショ」と。
でも、でも、だって、が3往復くらいしたとき、
「じゃあねえ、先生が、もしこの電子マネーを受け取り拒否したら、私、あした同じ金額の口近いものをお宅に送りますから。お金じゃなきゃいいんでしょ?」と。
そ、そんな、さらに、手間なことを💧
さすがに、そこまで言われたら・・・。
「わかりました。今回はありがたく頂戴しますね。でも今度から、気を使わないでね」
と言ったら
「はい、は〜い!」って(笑)
Eさん、ありがとう。お言葉に甘えて、Eさんがオススメの桃を丸ごと使ったケーキ、買ってみんなで食べるね。
あなたが英検2級諦めていないことを知って、ほんとうに嬉しかったです。
Good Luck!
おまけ:今日の猫
歴代の猫は、勤めから戻るとおざなりにでも、お出迎えをしてくれましたが、現役猫、
「ただいま」と言っても、微動だにせず。
晩ごはんもうもらってるからね、そうでしょうとも。
ちなみに、この写真、まとめて撮ったんじゃなく、毎日撮っています。毎日代わり映えしませんけどね・・・。
最後まで、読んでいただきありがとうございます(*^^*)
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