できるだけ長く働いていたい

リタイア
pasja1000によるPixabayからの画像

早期リタイア、いわゆるF.I.R.Eを目指して、頑張っておられる方がいらっしゃる一方で、あたしなんかは、ずっと、ず〜っと、仕事があるなら、目が閉じる瞬間まで働いていたい。

理由はふたつ。もちろんお金を稼ぐということ、もうひとつは、社会的関わり。

それは、おひとりさまならではの理由です。

数カ月間専業主婦だった頃

結婚を機に、努めていた会社を退職していっとき、専業主婦を経験しました。
正社員を辞めて、専業主婦って、今のアタシなら、「辞めるのを止めとけ」と説得するでしょうが、当時は寿退社という言葉がありましてですね、さらに、「クリスマスケーキ」(25過ぎたら売れ残り)なんて、たいへん失礼な言葉までフツーに使われていました。

子供もいないし、仕事もない、ついでにお金もない(笑)。
一人暮らしをしたことがなく、光熱費がいくらかかるかも知らず結婚した人には、ずっしりとのしかかる、光熱費、車両維持費、住宅費、その他諸々、生活していくためのお金が、サラリーの何十%もかかる現実に、クラクラしました。

どんどん経費を削っていったら、食費を含む自由に使えるお金ってこんだけなの?

お金はないが暇はある(笑)。パソコンもスマホもない時代。

3ヶ月経った頃、夕食をあらかた作り終わっている時間は、だいたい午後5時前。

作り始める時間じゃなくて、作り終わっている時間ですよ(笑)。

テレビがお友達で、録画しているのは料理番組と情報番組の節約コーナー。
放送されている時間に見てるのに、忘れたらいけない、と思って録画してました。
見直したことは一度もなかったです(笑)

暇があってお金がない辛さ

この時に、暇ばっかりあってもツライんだな、としみじみ思いました。
今みたいに、家の中で楽しめるエンターテイメントがあるわけでもなく、家事といっても小さな家に大人ふたり。
元気だけはあるから、あれこれやってみたい、行ってみたい、買いたい。
煩悩の塊(笑)。
話す相手は、遅い時間に帰宅する夫とにゃーとしか言わない猫2匹。

ニンゲン不思議なもので、話す相手がいないと、それなりに口数が少なくなって、テレビと新聞たまに読む雑誌や本の中で、自分の世界が完結するんですね。

夫と食べるご飯の支度と、猫との時間が私のすべて。今思い出すと、恐ろしいくらい小さな世界でした。

おひとりさまの定年後

今の仕事を定年退職し、職場から離れたあとも、できるだけ仕事をしていたいと思います。
冒頭に書いたように、もちろん、お金を稼ぐという目的がありますが、世間との関わりがなくなるのが怖いのです。

おひとりさまの定年後、関わる家族がいなくなってしまうと、若いときより、まわりはずっと早いスピードで変わっていき、すべてに順応するのは無理。

だけど、お金を頂戴する仕事をしている間は、否応なくその変化にさらされて、ぼっち浦島花子になるときを少し先延ばしにできるかもしれない。
ひとりで自由にできる時間がある反面、伴侶もなく子供もいないとなると、自己責任もそれなりに大きいわけで。
そんなわけで、仕事をまかされるのであれば、目が開いているあいだじゅう、ずっと仕事をしていたいと思うのです。

そういえば、自宅で副業できないかな、と探していたころ、怪しい電話がかかってきたことがありました(笑)。

長くなったのでその話はまた、あした。

おまけ:今日の猫

扇風機と猫
扇風機、そろそろ納めましょうかね

最後まで、読んでいただきありがとうございます(*^^*)

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