ゆるりまいさんというミニマリストがいらっしゃいます。
2011年の東日本大震災をきっかけに、それまでものにあふれていた家を片付け、どんどん物を捨ていった過程を綴ったブログが評判となり、今は漫画家として活躍されている方です。
その書籍のタイトルはずばり「私の家にはなんにもない。なくても暮らしていけるんです」
ゆるりまいさんを知ったのは、図書館で借りた本でした。
その物がないお部屋っぷりは清々しいほどで(笑)、ブログ内でも公開されている写真には、必要なものしかない、いや、普通は必要では?と思うものまでがナイ、本のタイトル通り、お部屋の中はすっからかんに近いです。
ゆるりまいさんが所有するもの
それらは毎日でも、何時間でも眺めていたいそうで、特に、やまぶどうとあけびの籐かごは、所有物の中でも別格。
このくだりを読んだ時、ああ、わかる!と思いました。
値段が高くても安くても、好きなものはずっと眺めていられます。
それは物じゃなくても、たとえば、整然と物が収まっている引き出し、磨き上げたテーブル、ごちゃごちゃした物が一切なくなったフラットな床。
片付いた引き出しは、用がなくても何度も開け締めして、よしよし、とほくそ笑みますし、テーブルの上がピカピカだと、なんども乾拭きをかけて、横から縦から眺め、うれしくなります。
ゆるりまいさんが言う、ヘンタイに、私も片足を突っ込んでいるかも知れません(笑)。
それゆえに物が買えない
それは、なかなか物が買えないこと。
中途半端なものを買うと、がっかり感が大きくて、目に入るたび後悔してしまう。
100均で買った中途半端なプラスチック製品だったら、えいやっで処分できるけど、そこそこお値段がしたものはそういうわけにはいかない。
以前なら、雑多なものの中に紛れ込ましてしまったら気にならなかったのに、今は、部屋も収納もほどほどに(笑)片付いているので、気に入らないものはどうしても目立つのです。
今、部屋が広く使えるようになって、二人がけのカウチが欲しいのですが、それがなかなか選べない。
条件は、次の通り
- ルンバが掃除できる高さの脚であること
- ひとりで動かせる、それほど重量がないもの
- 布製より皮革(ダニの問題)
- 色は原色
となると、まあまあなお値段がするわけで。買ったはいいけど、これじゃなかった、高かったのにとなるとず〜っと後悔がついてまわる。
朝目が覚めて、目に入っただけで、買ってよかったな〜と思えるカウチ。人生最後のカウチになると思うので、じっくり、予算も含め、まだまだ悩みたいと思います。
おまけ:今日の猫
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