うちの現役猫は、7月に8歳になったばかりで、人間で言うとだいたい50歳よりは前じゃないかと思います。
20歳まで生きたご長寿猫も、13歳で虹の橋のたもとへと旅立った猫も、8歳といえばまだまだ子供っぽく、じゃらしを振れば飛びついてきました。
でも、現役猫、この最近じゃらしを振ってもあまり乗ってきません。
やっぱり、前の2匹より体質的に弱いところがあるのかも知れません。
いかなる生き物も個体差がある
最初に買う猫が現役猫であったら、猫はこんなものか、と思うのでしょう。比較対象がないですからね。
他に比較する猫が居なければ、14歳でこたつの中で眠るように死んでいた猫を、ああ、老衰だったんだと思うのは無理がない。
これはこれで、カイヌシにとっては幸せな見送り方だなあと思います。
そして今、現役猫が、先輩猫2匹と比べ、活発さがなく、アレルギー持ちでお腹も禿げていてなおかつ、お通じもゆるい。
どんなに心配しても体質だから、ある程度は、飼い主も見て見ぬ振りをしなければ、猫も辛い。
人間だって、胃腸の弱い人が普段から気をつけていても、体調を崩すときは崩すわけで、飼い主の勝手な期待で、胃腸の弱い猫につらい思いをさせないように、飼い主は心配しすぎないようにしないと(笑)。
猫が病気になると、つい、飼い主が頑張りすぎて、返って猫につらい思いをさせる、たとえば、何軒も動物病院を訪ね歩いて、その度に検査や、注射、投薬。
猫にしてみたら、辛いときはじっとしていたいのに、大嫌いな動物病院へ連れ回されてあちこちいじられるのだから、迷惑どころか、恐怖で心が折れているのかも知れません。
猫のためと思いながら、実は負担をかけてしまう、ということを、私を含め、猫仲間も一度や二度はやらかしています。
そのたびに、自戒を込めて、「頑張らないように頑張る!」と心に誓うのですが、それでも、つい、この誓いが揺らぐときあり。
頑張らないように頑張るのって難しい
動物病院が死ぬほど嫌いな猫を飼っていた友達が、ある日、病気にかかった猫に向かって、
「〇〇ちゃんや、今後、このフードだけを食べなければ、病院へ定期的に通うことになるか、または、あなたは近いうちに死ぬことになる。かあさんは、あなたとそんなに早く別れたくないから、それは理解して、療養食のフードで我慢してちょうだい」
と言い聞かせたら、食に対して頑固であった猫が、ポリポリ療養食だけを食べ始め、亡くなるちょっと前までそれが続いた、と明かしたことがありました。
ということですので、うちの現役猫にも、こんこんと、アレルギー対応のフードをしっかり食べるよう、諭したいと思います。
最後まで、読んでいただきありがとうございます(*^^*)
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2 コメント
はじめまして
返信削除いつも読ませていただいてます
猫に対してやらかしてしまうこと
そっかみんなあるのか…
何だかホッとしたような気がして
思わず書き込みしています
結局ウチの猫はこの夏にお見送りしたんですけどね 日が経つつれあーしたら良かったとかあれは止めるべきだったとか そんなことばかり思い巡らしています
二代目猫だったけど、一代目は病気知らずのご長寿さんだったものですから猫ってそんなものと思ってまして
二代目猫にはあたふたしちゃってました
現役猫ちゃん
しっかりと療養食食べてくれるといいですね
これからも楽しみにしています
こんにちは(ΦωΦ)
削除はじめまして。
コメントありがとうございます。
猫関係のエントリーは、猫飼いさんや、猫好きなひとに届けば良いなあと思いながら書いています。
あっちこっち、定まらないブログですがすみません(笑)。
猫はなんにも言わないので、つい、飼い主は先回りして心配しすぎてやらかしてしまいます。たぶん、猫も「しようがないなあ、一宿一飯の恩より多く世話になってるから、付き合ってやろうか」と思ってくれているのかもしれません。
この夏にお見送りをされたのですね。
まだまだ気配が残っていて、涙がじんわり滲むこともおありでしょうか。
あの小さい体に、どれだけ癒やされていたか、その存在感の大きさをしみじみしたことを思い出します。
先に苦労のない世界へお引越しして、きっと待っていてくれる、たぶん忘れないでいてくれるハズ!(笑)。
現役猫、なかなかに頑固者です(笑)。でも、カイヌシ、負けないわ!
また、お立ち寄りくださいね。コメント嬉しかったです。