15年前に、外貨建て生命保険を契約しました。
当時から、金融機関の預け入れ利率は0%に近く、それならば、為替レート変動リスクがあることを承知の上、少しでも利率の良い外貨建て生命保険を契約しました。
契約先は、外資系生命保険会社でした。
YouTubeを見るたび不安になる
少し前までは、iDeCoやNISAのメリット、デメリットの内容が多かったのに、最近は「外貨建て生命保険はヤバい」とか「ドル建て保険の裏側」とか、おどろおどろしいタイトルが並びます💧
そんなに、ドル建て、外貨建て生命保険って極悪なの?もう15年前に一括で払い込んじゃってるんだけど。
国民生活センターに寄せられる外貨建生命保険についての苦情
この記事を読み、私大丈夫なの?と心配になって、保険証書と当時説明されたモデルを引っ張り出してきました。
為替リスクがあること、また、ドル建てなので日本円に換金するときは手数料がかかること、満期返戻金戻り率についての記述があり、重要な部分にはマーカーがついています。ちゃんと説明を受け、納得して保険に入りました。
さらに、保険に入ったときの円とドルのレートが書いてあって、「円高が1ドル〇〇円まで進むと、元本割れする」と説明を受けています。
そうか、一種の賭けだねと思いつつ契約したことを思い出しました。
別の朝日新聞の記事を読むと、苦情が寄せられているのは金融機関が窓口になったもの。
「保険会社の営業職員が直接売るケースは含まれていない」とのこと。
元本保証と謳って勧誘したことが問題になっているらしい。
なるほど、そういうこと!
投資、保険、貯金
だけどね、投資と保険を一緒にしちゃいかんと思うよ。
そもそも、保険は中途解約すると大損することになってるものなのよ、それも含んで、病気や死亡対策として保険を買うのよ。
絶対途中で死なないことを前提に、保険金をかけ続けるのだったら、そりゃ、保険はリターンが悪く、投資に回した場合と比べると、トータルで大きな差が出ますが、保険は、急逝したり、大病したときの保障部分を担ってるからね。
リターンの悪い保険金を払うより、投資すべきともおっしゃるのですが、株の運用は、センスが問われると思う。リターンがある代わりに、リスクも負うわけで。必ずしも、すべての個人投資家が年5%以上のリターンを得られているわけじゃない。個別株買っていて、大病したとたん、株価が暴落したときはどうするのか。
iDeCoだって、60歳まで預けないと手元に戻らないんだから、病気や死亡時の緊急対策費と貯蓄を兼ねていることを納得して保険に入っているなら、そんなにひどい話じゃないと思いますが。
「元本保証」と誤解を招く売り方が苦情になっている
そして、生命保険に入る入らないは、そのご家庭の年代と事情によると思う。
30代で、ご主人が急逝されて、生命保険金に助けられた友達もいました。
少ない確率だけどゼロではない。
だから、生命保険なんて必要ないとか、無駄というタイトルが氾濫しているのを見ると、ちょっと待って、と言いたくなる。
確かにお高い買い物だから、慎重に、だけど、若い働き盛りの人にはとくに慎重に冷静に、生命保険は考えて欲しいと思います。
おまけ:今日の猫
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