通勤途中にある定食屋さんは、グルメ誌が取材に来るほど有名なお店です。
この食堂の売りは、店内で提供する野菜はすべて有機栽培ということ。
遠方からもわざわざ、車でやってくる人もいて、このあたりを迷っている車がいたら、このお店を探していると思って間違いないです。
店主は姉の同級生
でも、その中学3年生の時、姉にとって忘れられない出来事がありました。
思春期の女子にとって、死ぬほど恥ずかしい勘違いだったのに、追い打ちを掛けるようにFくんが
15歳の男子の言動なので、人の目を気にしてそんなことを言ったのかも知れませんが、お互い多感な年頃です。姉は大いに傷つき、未だにそのことを根に持って引きずっています。
「中学の頃からオモテウラのある子だったんよ」というのが、40年以上経ってもFくんへの姉の評価です(笑)。
行列のできる定食屋さん
でも、すごく繁盛していたので、たぶん味と値ごろ感は良いのだと思います。
その後、義兄が行ってみたいというので、姉も渋々一緒に、そのお店に行きました。
店内には、「有機野菜使用」の張り紙。
義兄は気に入ったようですが、姉は、「これなら家で作れる」と渋い顔。
まあ、もともと入店する前から思うところはあるわけですからね。
正しいジャッジができているかどうかは(笑)。
そして帰り道、姉が、「あの有機野菜にはウラがある」と。
「あの野菜ね、店のとなりに畑があったでしょ?そこで、Fくんのお母さんが栽培しとってんよ。時々、通りがかりの人に、『持っていきんさい』いうて声かけよってじゃわ。遠慮したら『持ってってもらわんにゃ、この野菜は畑にぶち込む(土に返す)だけじゃけー』言うて持って帰らしてんよ。」
だから、店内にわざわざ「有機野菜」と張り紙をするなんて変!、とやっぱり気に入らない様子。
あたしは、農薬と化学肥料を使ってなかったら、有機野菜と名乗ってもいいんじゃないかと思いますが。
姉は、隣の畑でお母さんが作っている野菜を、まるでお金を出して仕入れた有機野菜みたいにお客さんに思わせるのは正しくない、と感じたようで・・・
「Fくんは中学の頃からウラオモテのある子だったけーね!」
思春期の乙女心を傷つけると、生涯忘れてもらえないみたいですよー
ちなみに今は、非常事態宣言中で、夕方から夜にかけての営業は自粛されているようですが、お昼ランチは、変わらず繁盛しておられるようです。
おまけ:今日の猫
6億回再生だって〜すごいねえ。
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