大久野島(おおくのじま)。広島県竹原市に属する無人島。
瀬戸内海に浮かぶ、周囲およそ4kmの小さな島です。
かつて大久野島では、大量の毒ガス兵器が製造されていました。当時、毒ガス製造の実態を隠すため、陸軍が発行した地図においても大久野島一帯は空白地域として扱われていたことから“地図から消された島”と呼ばれるようになりました。(広島竹原観光ナビより引用)
戦後76年たち、今はうさぎの島として有名です。コロナ禍以前は、隠れたスポットとして、国内外からの観光客が、うさぎとのふれあいを求め、多く訪れていました。
知っている人は知っているうさぎの島
飛び石連休の昨日、人生初、うさぎの島、正式名:大久野島(おおくのじま)へ行ってきました。
忠海駅から、徒歩数分のフェリー乗り場から、フェリーに乗って15分。
桟橋に着くと、早速うさぎの姿が!
毒ガスの島から、うさぎの島へ変わった理由は、実はよくわかりません。小学校で飼われていたうさぎが逃げて繁殖したとも、誰かがわざとうさぎを島内へ放したとも言われています。
ただ、環境はうさぎにとって繁殖しやすかったようで、ピーク時には700羽生息していたとも。現在は、この島へ渡ってくる観光客が減り、島内で販売されているうさぎの餌がもらえなくなったことから、個体数は減少しているとの報道もあります。
うさぎの島、Rabbit IslandとしてYouTubeで世界的に有名になったこともあり、IT大国ニッポン、富士山、神社仏閣、お城を堪能し尽くした外国人観光客も、2019年までは多く来島ししました。
うさぎ島でのグルメ
大久野島へ渡ってしまうと、お食事が可能なのは、国民休暇村内のレストラン1択です(笑)。
でもね、悪くないんですよ。
国民休暇村ですから、儲け主義ではない。
今回はコロナ禍ということもあり、レストランは時間限定での営業となっており、カフェスペースでの飲食しかできませんでしたが、このカフェで有名な、「うさぎのはなくソフトクリーム」。
よくある観光地のインスタ映えのスウィーツと思って食べてみたら、おいしい!
ソフトクリームのもなか尻尾の部分までぎっしり入ったソフトクリーム。
濃厚なバニラとキャンベルアーリーに乗っている黒ポチは、ココアピーナッツです(チョコボールみたいなもん)。
この日は、飛び石連休の初日ということで、国民休暇村へ宿泊される方も多かったです。
帰りのフェリーの時間を気にしないで、のんびり夕暮れの海を背景に、うさぎと触れ合う・・・いいなあと思いながら、帰りのフェリーを逃すと大変なので桟橋へ向かいました。
その途中で出会った、いなばの白ウサギ風のうさぎちゃん
島内で販売されているうさぎの餌(ペレット)をお食事中。
うさぎの餌として、野菜を持参される方も多いようですが、うさぎが消化できるもの、消化できないものがあり、注意が必要です。
観察しているとキャベツ、人参より、販売されているペレットを好んで食べているようでしたので、島へ渡る前の売店か、島内の国民休暇村で販売されているうさぎ用ペレットをあげたほうが、うさぎさんの人気は獲得できるようでした(笑)。
(野菜はペレットで足りなかったら食べる、という感じ)
最近うさぎに与えた野菜の残りを目当てに、いのしし、ねずみが増えているため、持ってきた野菜は、うさぎが食べ残した場合は持ち帰ってくださいとの注意書きがありました。
今回は、車で行ったため駐車場を探すのに手間取り、フェリー乗船時間が上手くいかず、90分ほどの上陸となりました。ちょっと物足りなかった(;´∀`)
うさぎ島へ訪問される人への情報
大久野島へ渡るフェリーの本数はあまり多くありません。周囲4kmほどの小さな島ですから、受け入れる側にも限界があります。
1時間に1本程度しか運行していませんので、まずは、フェリーの時間を調べて出発時間を逆算されると良いでしょう。
車で行く場合
今回私は、車で忠海港まで行って、フェリーに乗船しようとしました。
港には200台の無料駐車場があるとホームページに書いてあったので。
コロナ禍で行く人は少ないだろうと高をくくっていたら、とんでもなく(;´∀`)
さすがに祝日は停められませんでした。
苦肉の策で、竹原駅まで戻り、その近所の100円パーキングに駐車し、JR呉線に乗って忠海港まで移動してようやくフェリーに乗船できました。
帰路も当然、忠海港(忠海駅)から竹原駅までJRで引き返し、車に乗って自宅まで戻りました。
車で行くなら、平日を狙う。土日祝日行くなら、うんと、う〜んと早くに出発する。
または、忠海港での駐車を諦めて、最初から竹原駅周辺に車を置いて、JRで忠海と竹原を往復する。(片道3駅200円)
竹原駅で一番近い100円パーキング(1時間100円)
車以外の場合
JRを利用する
最初からJRで行く。例えば広島駅から忠海駅までJR、忠海港からフェリー、帰りも同様。
JR片道1,400円。フェリー往復720円。
バスを利用する
バスも運行しています。
かぐや姫号、芸陽バスによる広島⇔忠海港の定期便です。
乗車する場所にもよりますが、広島バスセンターから忠海港までなら、片道1,500円。
芸陽バスのホームページ
しかし、平日の場合、「うさぎの島と竹原周遊券」というものがあり、広島バスセンターから大久野島までのフェリー代金往復が含まれて、2,900円(1日限り有効)があります。
平日に行く予定の方は、この竹原周遊券が超お得です(笑)。下リンクをクリックすると、周遊券についてのPDFファイルが開きます。
うさぎに癒やされたい、コロナが収まったらどこかでのんびりしたいとお考えの方、ご参考になさってください。
⚠うえの情報は、2021年9月現在のものですので、ご了承くださいませ。
おまけ:今日の猫
長時間のお留守番、おつかれさま
最後まで、読んでいただきありがとうございます(*^^*)
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