世の中には、100グラム何千円も、何万円もする高級お肉、たいていは牛肉ですが、販売されていますよね。
ご自分で買って食べられますか?
率直に言って、自分にとって特別な日であっても、あたしは自分では買えません。
いくらまでなら許容範囲か
580円/100gだったら、120gで700円くらい、780円/100gだったら950円くらい。
オーストラリア産だろうが、アメリカ産だろうが、1枚1,000円以内のステーキであれば、安心して自分で焼ける。
その昔、お料理番組、「料理の鉄人」とか漫画「美味しんぼ」が流行ったときに、ご多分にもれず熱心に見ました(笑)。
フツーの家庭料理を、手間ひまかけて美味しく食べる方法や、食材の扱い方を知って、ほんとうに目からうろこ。
でも自分ではやりませんでしたけどね。
たとえば、生米を黒いお盆に広げて、大きさの揃った粒だけを拾い集めて、羽釜で炊くとか、へえ〜っとは思うものの、いやいや、そこまで手間をかけていただくほどのニンゲンじゃないんで、粒がバラバラなお米でも美味しくいただきます。
羽釜なんて使わなくても、電気釜でも大丈夫です!
お肉を美味しく食べるための焼き方
そんな大雑把な私でも、繰り返し、繰り返し、そういった料理関係の情報に触れるうちに、お肉の焼き方次第で、良いお肉も台無しになるということはわかりました。
お肉は焼く前に常温に戻しておくとか、筋を切るとか、サーロインと、テンダー、リブの焼き方は違うとか、色々色々。
すると、もしかして、すごく良いお肉を買ったとしても、それに見合うだけの味を自分は引き出せないんじゃないか、もったいないことをしているんじゃないか、という気になってくるわけです。
それならば、そんなに高価なお肉は最初から避けて、失敗してもそれなりのお味に仕上がるお手軽価格で楽しめたら良いと思うのです。
とはいうものの、いつだったか、お正月に奮発して、霜降りの牛肉をすき焼きにしたことがありましたが、あのこってりした油が美味しいと思えず、いつものオーストラリア産の赤身の薄切り肉が口にあっている、と感じたことがありました。
若い人たちは、柔らかくて美味しいと喜んでいましたが、初老組(笑)は、片付け後、
「あんまり脂の強いお肉はもう、たくさんは要らないかも」
と意見が一致しましたので、年齢とともに好みが変わることも一因かもしれません。
とまあ、こんなわけで、たとえば、特別ボーナスが支給されて、高級国産牛を、ひとりでウッシッシと購入する機会があっても、自分の腕が信用できないので、いつものオージービーフをお気楽に調理して美味しくいただこうと思いますヽ(=´▽`=)ノ
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