まだ、結婚していた頃ですが、当時勤めていたパート先が不景気で、出勤日数を調整させてくれませんか、とお願いされた年がありました。
もう、20年以上前の話です。
稼働日数は少なくなるし、出勤しても暇だし、どうしよう、別の会社に転職するか、仕事を増やすか悩みました。
21世紀になるころ
私は、電気機器、とくに家電が好きで、ワープロ、VHSビデオデッキ、DVDレコーダー、テレビ、とにかく電気で動くものはひと通り、自分でアンテナを繋いだり、増設したりして使っていました。
なので、家庭用パソコンが庶民に手が届く金額になった時、といっても、まだ高価でしたが、ともかく、便利なものなので購入しました。
ハードディスク1MBが1万円が相場だった頃、1GBじゃないですよ(笑)。普及モデルはHD16MB,プリンターとモニター込みでだいたい16万円くらいでした。
補助記録媒体フロッピーディスク3.5インチの大きさで、容量は1.44MBがまだまだ現役だった頃、大昔ですね。
パソコンを買って、プロバイダー契約をして、インターネットに繋ぐ。
それだけではもったいないと思ったので、エクセルで家計簿を作ったり、ワードで年賀状を作ったり、そして、プロバイダーから割り当てられたスペースを使って、ホームページを作ったりしました。
ともかく、パソコンでできることは、どケチなのでたいてい試しました。
パソコンをインターネットに接続する仕事
自宅で何度か、パソコンを別の部屋に移動させてみて、インターネットに繋ぐ理屈がわかり、そういったプロバイダー接続作業員として、転職しようかと考えました。
電気関係の資格があればなおよしとのことでしたが、なくても採用されそうでした。
なにしろ、人手は足りなかったはずなので。
不採用になるとしたら、パソコンモニタのような重たいものが持てないこと、遠方まで車で客先まで訪問できるのか、などがその理由になるだろうなあと。女性がプロバイダー接続業務で訪ねてきたことがないので、漠然とそう思いました。
となると、プロバイダーか量販店のコールセンター?
可能性はそういった関係かな、通信関係にも強くなるから、良いかも知れない。
友達宅のトラブル
その週末、遊びに行って事情を聞くと、なにかの拍子に、インターネット接続のためのパスワードを間違って入力してしまい繋がらなくなったのだと。
「信じられないでしょ!?あっちのパソコン画面には、ウチのパスワードが表示されてるのに、それを電話で答えるだけじゃん?意地が悪いわ〜」
あまりに٩(๑`^´๑)۶怒っているので、いやいや、契約者かどうかわからないのに、うかつにパスワード教えたら、それはやっぱりまずいんじゃないの?と心の内で思うだけで、面と向かって言えず。
当時は、インターネット上でパスワード変更ができなくて、いちいち複写式の申込用紙にパスワードを添えて契約をしたんですよね。
そのための控えも無くしたとなると、書面のやり取りもやむなし、と、言う理屈、インターネットに繋げなくてイライラしている人に言っても、火に油を注ぐようなもん・・・。
そうか、プロバイダー接続業者のコールセンターって、私の友達のような人からいっぱい電話がかかってくるんだね。
まだ友達は、パスワードが分からないから開示してくれ、と目的がはっきりしているから良いほうで、ともかく、理由がわからないけど直せ!と言ってくる人もいるんだろうな〜
と思った途端、ちょっとした物言いや、答え方次第で、問題がこじれる可能性があるコールセンターは、私の力量では、勤まらないだろうな、と思いました。
0 コメント