「親ガチャ」という言葉。
良い両親のもとに生まれたら、それはラッキー、そうでない両親のもとに生まれたらアンラッキー。
モールなどにあるガチャガチャを引いたとき、いいアイテムが当たれば、勝ち、その他大勢のガチャを引いたら普通、全然つまんないアイテムを引いたらハズレ、を人間に例えた言葉ですね。
私の場合、裕福ではなかったですが、大学まで進学することに対して反対はなかったですし、習い事も、他のご家庭と同程度、進学塾へも通いました。
ただ、性格というか相性というか、両親大好きとはなりませんでした。
父は悪気はないけれど、ザ・昭和なひとで、愛情はあるが、気難しいところがありました。
母は、子供より自分を優先させる部分があって、姉も私も、母の扱いに苦慮したところがありました。その母が自分より大事に思っていたのは祖母、実母でしたから、皮肉だなあと思います。
そもそも、「親ガチャ」でいいアイテムに相当する親って、どの程度の割合でいらっしゃるのかしら。
うちの親は何等賞(笑)?
そもそも一等賞の親御さんって?
裕福で、人格者で見目麗しいご両親のこと?
みんな子供を育てるのに経験はないわけだし、両親にだって欲もあれば、見栄もある。
20代や30代で、達観しているわけないしね、きっといっぱい失敗してるんだろうなあ。
自分を振り返ると、若気の至りを思い出し、恥ずかしくて目が冴える夜はいくつもあります。
今でも、昼間やらかしたことを思い返して、「あっ!」と暗闇の中で顔を赤くする事よくある。
なんとなく親はこうあるべきって理想像があって、なんでうちは違うんだろうと思う時もありましたが、アラカンになっても我慢は足りないわ、見栄も捨てられないわ、自分が足りない部分を自覚して、理想を両親に求めるのは酷だったなと思えるようになりました。
親ガチャというなら国ガチャは
親ガチャがあるというのなら、例えば、国ガチャもあると思うんですよね。
どこの国に生まれたかで、環境の良し悪しってある。
その観点から言うと、日本は国ガチャでかなりいいアイテムだと思います。
インフラもそうだけど、食に対する知識は若いうちからかなり刷り込まれていて、その結果、日本人の長寿につながってると感じます。
昨日、アマゾンプライムで「アフタースクール」という日本映画を見ました。
最後、大泉洋扮する教師が言います。
「つまんないのは学校じゃない。そんなのは関係ない。つまんないのはお前自身だ」
確かに。楽しく生きるのも、文句ばっかり言って生きるのも、自分次第。
生まれ落ちた日本は、他国に比べても全然悪くない。
2008年公開、もう13年前になっちゃうんだなー。
後半のどんでん返しが面白かったです。
おまけ:今日の猫
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