落とし物がカクジツに手元に戻る日本って良い国

一眼レフカメラ
photo by Isen Jiang

昨日、ランチバッグをバスに忘れて、夕方、保管所まで取りに行きました。

夕暮れというか、冬なのでとっぷり暮れた道をバスに揺られながら、過去、置き忘れてしまったにも関わらず、手元に戻ってきた大事なものを思い出していました。

まずは、パスポート。

日本国内のことではないですが、拾ってくださったのが日本人の方だったので💧

ハネムーンに外国へ行きその帰りの飛行機に乗る直前のことです。

時間があったので、免税店に寄ってぶらぶらショーケースを見ていたところ、ちょっと大きめな声で男性の方が、「〇〇〇〇さん」と私のフルネームを呼ばれました。

えっ?と思って振り返ると私のパスポートを持った紳士が、そこに書いてあった私の名前を読み上げたところでした。

はい、外国の免税店で、私、パスポートをうっかり落としていたんですね。

それをたまたま拾ってくださった日本人の方が、まだ、その辺にいるだろうと思って、大きな声で読み上げてくださった。お一人で、その風貌から、おそらくビジネスマンではなかったかと。

当時の夫に、ちょっとちょっと!という目で見られながら、夫婦で、恐縮しきり。お礼を言って受け取りました。アブナカッタ!

そして、これは日本国内、広島でのことですが。

一眼レフのカメラを、電車に置き忘れました(⌒-⌒; )

数年前のことですが、友達と電車で遊びに行って、その帰り道、電車の中へカメラバックへ入れたカメラを置き忘れたのです!

帰ってきて、SDカードの画像をカメラに取り入れようとカメラを探すけど、ない。

あれ?どうしたっけ?

カメラもなにもカメラバッグがないのに、帰宅してから気がつくなんて!

あわてて、JR西日本へ電話しました。調べてもらったら、乗っていたローカル線に置き忘れとして、終点営業所に届いていますよと。東海道本線じゃなくて良かった!

ローカル線とはいえ、保管してあるその営業所は大変遠かったです・・・。

そして、1年ほど前のこと(まだあるんかい!)。

スマホを、ある電気店のカウンターへ置き忘れました・・・。

これも、帰宅後、充電しようとするまで気がつかなかった。

このときは、家の近所だったので、慌てて確認に行き、レジで保管してあるのを見て、ほっとしました。なければ、携帯電話使用停止手続きや新しい携帯電話の手配やデータの復旧などなど、頭の痛いこと多数でしたもん。

ともかく、慌て者の私が、これまでやらかした置き忘れ、落とし物の数々。

なんとか、無事に手元に戻ってきています。

これが海外だったら、一眼レフのカメラや携帯はたぶん戻ってこなかったでしょうねえ。

海外から来られるゲストで、スマートフォンを乗り物に忘れても、日本国内にいる間に手元に戻ったこと、また、それが、日本では普通ということにいたく感激されておられた方もいらっしゃいました。

もっとも、日本では、うっかり他人のスマートフォンを悪用して、その後の面倒に巻き込まれたくないという、日本人特有の考え方、つまり、「触らぬ神に祟りなし」精神の結果、だれも他人のスマホを持ち去らないということじゃないかなと、私は思っていますが。

ともあれ、この物をウッカリ置き忘れるという癖、自分のことながら、もう、嫌っ!

おまけ:今日の猫

黒缶♪
最近よく召し上がりますよね、さすが冬

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