本の中のひろゆき氏と動くひろゆき氏のギャップ

 昨年6月に予約していた本がようやく届きました。

ラクしてうまくいく生き方

「ラクしてうまくいく生き方」著者はひろゆきさん。

実は、これより前にひろゆきさんの「1%の努力」という本を借りたいと思って予約したのですが、予約待ちの人数がすごくて、ではこちらを、ということで予約申し込みをしていた本です。

「1%の努力」(ダイヤモンド社・2020年3月発刊)のネーミングもインパクトがあって、売れに売れた本ですが、「ラクしてうまくいく生き方」はその翌年の2021年5月、PHP研究社から発売された本です。

前にもひろゆきさんの本をやはり図書館で借りたことがあって、その時のあとがきで、ひろゆきさんが、「こういった本は僕の名前がクレジットしてあるけれど、自分が実際に書いたのではなく、これまで僕がYouYubeやニコニコ動画で発言したものを、ライターさんが取りまとめて書いてくれたものです。僕はそれを読んで、ゴーを出すかどうかだけです」と書いていました。

なので、この「ラクしてうまくいく生き方」も「1%の努力」も同じなんだろうなあとは思いつつ、予約を取り消さないまま待っていたらようやく手元に届きました。

やはり、今回も前回と同じで、ライターさんがひろゆきさんの発言をまとめた形の若い人向けの啓発本でした。

1つのテーマが短く、わかりやすく、ソフトな口調で書いてあります。

動画で見る、ズバッと歯に衣着せぬ言い方をするひろゆき氏とは印象がずいぶん違う。

ライターさんによって、舌鋒が、万人に受け入れやすそうな言い回しとなっています。

これはこれでありなんじゃないかな。

社会に出たら、こんなこともあって、理不尽なこともあるかもしれないけど、気の持ちようでやり過ごすことができるよ、なんて書いてあります。

なによりおやっ?と思ったのが、

「一番したいことを優先して、ドタキャンしたり、遅刻したり、仕事を断ったりするのは、ある程度周りから認められてから。新人や周りから認知されていないうちは、どんな仕事も

「ありがとうございます!といって約束を守り丁寧にこなしていきましょう。そうでなければ、「使えないただの無能」で終わってしまいますから。(「ラクしてうまく生き方」:「絶対に約束を守る」をやめましょうから)

 ひろゆき氏が世間に持たれているイメージはどちらかとうと、アウトーでありながら成功した人ですが、実際は、実に保守的な考え方を持った人です。

ただ、気を使うおつきあいや、気の乗らない会合へははっきりと行かないと言うというところ、どんな人にも決して奢らない、というのはなかなか真似の出来ない、日本人離れした部分かもしれません。

どちらにせよ、タイトルとは違って、「世の中、いろいろあるけど、気の持ちようで乗り切ろうや!」という、若い人向けの啓発本だと感じました。あっという間に読めるので、活字嫌いさんにもやさしいです(笑)。

おまけ:今日の猫

うとうと
うとうと・・・小春日和

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