英語学習を本気で取り組み始めた、2008年頃。
当時の英語の先生に勧められた購入したこのSEIKO社の電子辞書。
たしか、3万円近くしたと思います。
英語を上達させるためには、日本で生まれ育って、大人になってから英語をモノにした日本人の講師に習うのが早道、と気がついたとき、先生の真似をできるだけしようと思って、買い求めた電子辞書。
ほんとうは、先生はもっと上級モデルの辞書をつかっていらっしゃいましたが、とりあえず最低ラインがこのレベルですとおっしゃった機種でした。
先生のモデルは当時6万円くらい。このモデルの倍以上のお値段で、さすがにそれは手が出ませんでした。
2008年といえば、まだ紙の辞書のほうが、単語が覚えやすい、電子辞書は使いにくい、という人も半分くらいいました。
でも使い始めると、断然、電子辞書のほうが便利で時間の短縮にもなるのです。
この辞書には本当にお世話になって、資格試験を勉強するときもずいぶん使いました。
今は、インターネットにつなげば簡単におまけにタダで単語の意味と例文が見つかる時代です。
圧倒的な情報量で、電子辞書の能力をはるかに超えます。
ただ、学生さんのように授業中インターネットが使用できない人には、電子辞書は重宝するし、実は、インターネットにつながらないから集中できるというメリットもあります。
なまじネットにつながってしまうと、単語や例文を調べるだけではすまず、あ、あれもちょっと調べてみよう、と寄り道して無駄に時間が経ってしまうことがさいさい(笑)。
しかし、この電子辞書の出番も最近はめっきり減ってしまい、机の脇からほぼ動くことはなくなっていましたが、つい先日久しぶりに使ってみようとすると液晶画面がプツッと真横に線が走ったのち、なにも写らなくなってしまいました。
電池を替えてもだめで、寿命を迎えたのだと思います。
考えてみれば14年の歳月。あっちこっちに持っていきましたし、かなり使い込んだと思います。お別れするのが寂しくて、しばらく飾っていましたが、このたび処分することとしました。
今までありがとう、そしてさようなら、セイコー電子辞書。
ちなみに、このモデルをインターネットで検索すると、現在、Amazonで送料込み2,800円(中古)で購入できるようです。
14年経っても売れるということは、このモデルなかなかの優れものだったということですね。
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