今付き合いのあるお友達のうち、3人はいわゆる猫友さんです。
もう15年近くのおつきあいになると思います。
最初に看取った猫のことが不安で不安で、インターネットで情報を求めたあの頃。
近くにも猫の病気について情報発信をしている人がいるんだ!と知ったのが始まり。
あの頃は、ホームページに掲示板が付いているタイプのものが主流で、私がその掲示板へ心配事を書き込んだのが縁で付き合いが始まりました。
当時は掲示板へメールアドレスを入れてもスパムが頻繁に来ることはなかったんですよね。
だから、掲示板へ心配事を書き込んだあと、掲示板での回答をしてくれただけでなく、良かったら一回会いませんか?とお誘いがあったときは、びっくりはしましたが、相談できる相手ができたことが素直にうれしかったです。
今だったら、ちょっと警戒しますけどね´д` ;
ま、当時はいい時代でした。
そんな猫の話題といっても、老齢の猫や、持病を持った猫の話題をあれこれ取り上げているホームページですから、そこに集まってくる猫飼いさんたちも、それなりに悩みがあるわけです。
また、老齢猫それから持病の猫さんたちはしばらくするとそのページを卒業していかれる。つまり、苦労のない世界へお引越しされるのです。
猫の闘病中に仲良くなった仲間ですから、なんとなく共通の話題があり、もともと猫だけでなく動物好きなひとたち、自分達の猫の看病が終わった後も、なんとなく付き合いは続いています。
闘病後、もう猫は飼わないと決めた人、飼わないと決めていたけど、やっぱり飼い始めた人、飼わないと決めながら心揺れている人(笑)、いろいろですが、闘病を駆け抜けた同志と言ってもいい人たちなので、ゆるゆるとほどよい感覚でお付き合いが続いています。
その闘病中の猫と暮らしていた時分、会ってお茶をと計画していても、数人集まろうとする中には、ドタキャンする人が出ます。
闘病中の猫のお世話中なので、急に容態が悪くなることがあるためです。
猫や犬と暮らしていない友達に、たとえば、「猫の具合が変だから、今日はキャンセルで、ごめん!」というと、きっと「え〜猫が具合が悪くなったくらいでー?」と言いはしないけど思われることは想定内(笑)。
しかし、猫友の場合は、
「え〜!たいへんね!いいよいいよ、また今度。○○ちゃん(猫の名前)のそばについていてあげて!」と、本音でさらっと言えるのが猫友。
たぶん、一緒に暮らした人、闘病したことがない人には到底理解できない感覚かも。
それは、猫の介護を卒業してもその時の大変さがわかるから、いつでも同じように思ってくれる。
15年前に知り合った仲間なので、当時お世話していた猫はもうこの世にはいませんが、親密な猫友の絆を残していってくれたことに、感謝。
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