同級生で、独身の女友達がいます。
彼女は、3年前、コロナ禍が始まる少し前に、会社勤めを辞めました。
勤務中のストレスが溜まって、もう嫌というところまで来ていたらしく、会社勤めを辞めると聞いた時、年金受給まで随分あるのに本気じゃないよね?と思ったことを思い出します。
生涯独身で実家住まい、ご両親は亡くなっていて生家を相続、リフォームを済ませた家にひとりで住んでいます。
彼女がいよいよ会社を辞めたと知らせてきた時、ええええ!と流石にびっくりして、そこまでのストレスだったのか、と改めて思いました。
本人曰く、個人年金の受給も始まるし年金受給までのつなぎの資金もあるとのことで、これでストレスからようやく解放されると言っていました。
ただ、彼女のお勤め環境は私もよく知っていて、決して高級取りではなかったです。
それでも、無駄遣いせずコツコツと貯金すれば今若い人たちが憧れる、F.I.R.Eを達成できたんだなあ、嫌な会社勤めをすっぱり辞めて、文字通り晴耕雨読の暮らしぶりです。
ただ、あまりにもそれだと暇なので、前の会社から依頼された仕事を在宅で思い出したようにしているとのこと。
そういう生き方も選択肢としてはあったな、という思いです。
これだけインターネットが発達している時代だもの、それに、新型コロナウイルス感染症がきっかけで働き方も随分変わりました。
彼女が仕事を辞めるきっかけは職場環境だったようですが、思い返せば、世間がFIREだ、経済的自立だ!と言い出す前から、達成していたんですね。
当時は、大丈夫かしらと陰ながら心配してしまったけど、彼女は彼女なりの計算があって達成したわけで、おみごと!
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