何年生きるかわからないから、という漠然とした不安

雑誌広告の見出しに「2,000万円では足りなかった、老後の資金!3,000万円は必要」という文字が踊っていて、なんとなく「ああ、またか」と言う気持ちと「その3,000万円が必要という根拠はなんなのさ?」という気持ち。

老後2,000万円問題と騒いでいたのはつい数年前じゃなかったかしら。

その後、「2,000万円なんて冗談でショ!」という声が上がって、金融庁が火消しに躍起になったその2,000万円を軽く超える3,000万円問題w

何歳で3,000万円を用意していないとマズイのか、記事を読んでいないからわからないけど。

どうせ、この記事を読んだって、「あら、たいへん!じゃあ、ダブルワークして、もっと貯金しなくちゃ!」と思うこともない。

後何年働いて、今の調子だったら、まあ、このくらい、ならば、生活レベルはだいたいこの辺りかなと、残りの人生に対する生活設計が見えて来ていますからね。

どうせ、週刊誌を売るための釣りでショ、と分かっているものの、手近に雑誌があったら、きっと読んじゃうな(笑)。

今度美容院に行って、その雑誌があったら読んでみようっと。

最近の保険勧誘時の「介護してもらう時に、お金がすごくかかる」という殺し文句。

すごくお金がかかるって、どういうこと?

そりゃ、高額な至れり尽くせりの民間有料施設に何十年もお世話になったら、恐ろしいことになるかもだけど、ギリギリまで自宅で粘って、この世からお暇する数年前に、完全看護の施設にお世話になったとして、何千万円も必要とも思えないし。

完全看護になってから、何十年も生きる人ってそんなにいないはずなのに、漠然と、何年生きてしまうかわからないから、迷惑かけない様に蓄えとかなくっちゃ、というこの強迫観念。

どっから来てるんだろう。不安だけが先走りしている様な気がします。

ま、ね、なんのかんの言ってても、なるようにしかなりまへん!

って、結局はそこか!

おまけ:今日の猫

今日もスピスピ

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