「手放すともう手に入らないから、捨てるのが惜しい」というやっかいな感情

ピタゴラスイッチならぬ、お片づけスイッチが入ったようで、今日も朝から部屋のあちらこちらを見直して、「まだ使えるかも」的なモノを引っ張り出しました。

「まだ使えるかも」は「今の私には必要ない」モノなのだと、頭では分かっているのに、どうしてここまで思い切れないのか。

きっと今手放したら、もう手に入らないかもという惜しむ気持ちなんでしょうね。

もちろん、それを手に入れるための時間とお金が惜しいという気持ちもあります。

でも、部屋の中にあってもオブジェと化しているものならば、早々に手放した方が自分のためにも良いはずなのに。

手放せないのものの多くは、誰も欲しがらないだろうなあと思うものばかり。

矛盾していますが、たとえば、海外版DVD。

これらは、日本製のDVD再生できない。

いっとき、アメリカの犯罪ドラマに入れ上げていた時期がありまして、覚えている方も多いかと思いますが、CSI:Crime Scene Investigatio (CIS科学捜査班)という一世を風靡したご長寿テレビドラマ。2000年から2015年まで放送されていました。

科学捜査の方法に焦点を当てて、その洗練されたビジュアルやキャッチーな主題歌も多いに受けてアメリカだけでなく世界中にファンがいた人気番組。


ちょうど英語が面白くなってきた頃で、原語で見て日本語字幕をつけてみて、さらにもう一回英語の字幕付きで見るというようなことを熱心にしていた時期でした。

おかげさまで、窒息:Suffocationや、死因:cause of death、指紋:finger printなんて単語をばっちり覚えました。残念ながら、英検やTOEICにはあまり出ない単語ですが。

その時の勢いで、海外版つまり日本語訳がついていない輸入盤DVDを手に入れました。

日本語版DVDと比べて海外版は値段が格安だったので、繰り返し見て勉強しようと思っていたのです。

ただ、この海外版は日本語がついていないと言うだけでなく、もう一つ大きな問題がありました。

リージョンコードの違いから、日本製のDVDプレイヤーでは再生ができないため、パソコンに専用のDVDドライブを用意してみなければいけませんでした。

しかし、今や、その専用DVDドライブを搭載していたデスクトップパソコンは処分してしまい、海外版DVDを見るための環境がない。

DVD自体はなんの損傷もないけれど、国内で欲しいと思う人はおそらくゼロに近い。

捨てるしかない。もったいないけど。

本日ようやく、捨てる決心がつきまして、CSIの海外版DVDとさよならしました。

長い間、うちの本棚に住んでくれてありがとう。DVDがなくても、インターネットで見られる時代になりました。楽しい時間でした。感謝、そして、さようなら。

おまけ:今日の猫

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