昨日の記事、「ひとりでもなんとかなりそうでふ」で、離婚に直面した当時は、夜も寝られなかったと書きました。
ま、普通はそうです。
自分から言い出すにしても、生活基盤が大きく変わるわけですから、長年一緒に暮らしてきた相手とお別れするときは相当の覚悟と、立ちふさがる不安をなんとかなだめなければなりません。
私の場合は、離婚なんてみじんも考えていなかったので、寝られなかった夜も長かったです。
それが、あら、なんとかなっちゃいそう、と思い始めたのはここ数年の事です。
それまでは、毎日にそれほど不満はないものの、自分の老後は悲しいんだろうなあと想像して、時々ブルーになってました。
いつもブルーじゃなかったのは、考えても仕方がなく、とりあえず目の前のことに集中してたから。
ちょっと生々しい話になりますが
オットの気持ちが戻ってこないとわかって、別居が始まってからは、あちらから生活費ももらいつつ、自分もパート収入があったので、せっせと貯金しました。
私の都合で別居をしているわけではないので、一人が生活するには十分の生活費はもらっていました。
どちらの都合であっても、婚費(婚姻費用)は結婚している以上は、大黒柱のほうがパートナーに生活費として渡すのは当然のことですが。
当時、重い病気の猫の治療費もかかりましたが、それを差し引いても、結構な金額を貯金できました。
そして、離婚調停があって、これもまた、10数年の婚姻関係に対する有責者からの慰謝料にしては、少し上乗せした金額を夫側が払うことに決まりました。
ただし、一括では払えなかったので分割の取り決めで。
この時に、調停員から、夫側から少し少なくなるけど一括でもらったらどう?という提案がありましたが、
「絶対に、金額は下げたくないので、分割でお願いします」と言い切りました。
調停員の言い分は、毎月別れた夫の名前が、通帳に記帳されるのは嫌でしょ?ということでしたが、ぜんっぜん構いません、気になりませんと答えました。
だって、そんなこと言うなら、養育費はどうなの?
あれも、毎月養育費が振り込まれるたびに、元オットの名前が記帳されるんでショ?
減額されるより、通帳に名前が毎月1行記帳されるくらいどうってことございませんことよ。
なので、今から慰謝料をもらってお別れしようとされている皆様、調停で一括でもらって少し減額、なんてお話が出ても、相手側が絶対に勤めている会社を辞めないという確信があるなら、笑って拒否なさったらいいと思います。
そして、その分割で支払われる慰謝料は、そっくり個人年金と、養老保険の掛け金として積み立てました。
引っ張ってすみません。明日に続きます。
おまけ:今日の猫
りりしいオレサマ
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