世帯の貯蓄、家族が同じ方向を向いていないと

生活費

一昨日に続いて、お金の話。

世帯を持っている時、元夫との価値観のずれから、家計管理について毎月安心できなかったと書きました。

結婚した当初、ご近所の奥様方が集まる料理教室にしばらく通ったことがありました。

ご近所さんに知り合いがいなかったので、知り合いが増えれば良いなくらいの感覚で参加したところ、主に40代の方が中心で、また参加している人たち全員が同じ小学校に子供が通うママ友さんたちでした。

あら、ちょっと場違いな場所へ来ちゃったかもとは感じましたが、メンバーのみなさんが若い人が入ってくれるとうれしいとおっしゃってくださって楽しく通いました。

結局そのあとすぐに勤めが決まって、辞めることになるのですが。

その料理教室に通っていた時、出来上がったお料理をみんなで食べながら四方山話をするのですが、話題はお受験のこと、学費のこと、ふんわりとした家計のこと(笑)。

ある時、当時の主婦向けの雑誌に、「年収〇〇万円で、一戸建てを現金一括で買いました!」という特集記事が掲載されました。

私は思わず、へええええ!と思い、本屋で速攻買いました。

当時は、まだゼロ金利政策ではなく、住宅ローンも年利5%あたりではなかったかと。

すでに住宅ローンを払っていた我が家にとって、現金一括それも小さい子供ふたりを抱え、奥様は専業主婦、どうやったらそんなやり繰りが可能なのか是非その秘訣を知りたいと思いました。

なので、「その雑誌を買いました。電気代、水道代、ガス代ほか、もちろん食費も見直しが必要だと思いました」とその四方山話中に、じんわり自戒を込めて言ったところ、皆さんから一斉にツッコミが。

あ〜、あれね、見た見た、歯医者の待合室で見た、とか、あの手の記事、3ヶ月に1回くらい掲載されるよね〜とか、やはり皆さんよく見ていらっしゃる。

その後で、

「でもねえ、あれって、奥さんだけが頑張ってるわけじゃなくって、夫も同じ方を向いてないとできないじゃない。毎晩晩酌するひととしないひとだったら、軽く月に1万円単位で違うでしょ」と。

「だからね、結婚する相手が同じように、節約だとか貯蓄だとか興味持っていなかったらダメなのよ。違う方向いている夫婦だったら、家庭不和の元だわ」

あれから30年、YouTubeではやれFIREだの、インデックスファンドで将来は安泰、などオススメ動画にこれでもかと表示されますが、あのタイトルを見るだけで不安を掻き立てられている人たちもいるんだろうなあと思います。

雑誌の特集は数ヶ月に一度だったけど、YouTubeは毎日更新されますもんね。

きっと当時の私だったら、思うようにできない財形貯蓄にダメ出しを食らってるような気持ちになったんじゃないかな。

それでもなんとかしようと色々考えあぐねていた当時のわたし、若くて真面目でした(笑)

おまけ:今日の猫

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